子供がオリエンティアになる
表のリーちゃん(Wなと同期)の文章を読み、TきがTwitterで反応していたようですね。
裏に2回目の登場です。
京葉OLクラブ所属、
筑波大(リーちゃんのご両親と同じ)出身のありさんです。
私自身が高校からオリエンテーリングを始めたタコなので、子供の成長も楽しみでした。
首が座らないうちから体育館の床に寝かされ、埃(誇り??)をいっぱい吸って育ち、
土日の多くは朝から暗くなるまで外出しては森に入っているのを日常とし、
東大とか早大とか・・・・いろいろなおバカな(実は難関大の)人たちとナチュラルに交流して。
Wながそんな週末の日常が周りの多くのお友達と違うんだと気が付いたのは小学3,4年生のころ。
?を感じながらも、オリエンテーリングの大会では優勝できてご褒美をいっぱいもらえることからやる気が継続したのでしょう。
そんな子供たち(Tき および Wな)は、小学生までは走るのも得意ではなく、
特にTきはのマラソン大会ではブービー賞が常でした。
「中学生では体を鍛えることが大切!」と強くアドバイスした母に対して、比較的素直に2人とも陸上部に入りました。
球技や、団体種目には到底ついていけない運動能力だと自覚していたのかもしれない。
正確に言うと、”なんちゃって陸上部”。
記録会では周回遅れでTきがゴールする前に次のレースの呼び出しが始まったり。
休日の朝練も「インターバルが、インターバル無しトレになっている」とWなは愚痴っていました。
なんちゃってということが顧問にも理解されていて、大会に出るというと休ませてもらえたし、かなり幸運。
なんちゃっても2年半やれば、身についてくるもの。
あくまでなんちゃってだけど、2人とも結構速くなったのはとても感心。
高校では2人ともこれまたそろって山岳部。
山岳部の県大会では、仲間の分も荷物を背負って奥多摩の山を駆けのぼったり、
バーンーOのような課題を引き受けたりして、それなりに貢献していたようです。
オリエンテーリングにつながる部活を続け、オリエンテーリングの大会にも出続けてくれました。
リーちゃんほど頻繁ではありませんが、何回か海外にも連れて行きました。
特にフランスWOC2011の超超難解なテレインを経験したときはどんな気持ちだったでしょう。
大きなヤマは大学受験。
さて、、オリエンテーリングサークルがある大学 and 国立大学(我が家の経済力によるところ)。
Tきはコツコツと大会の行き帰りにも教科書などを見たりして勉強を重ね、3年の秋まで大会に出続けていました。
Wなは一般入試ではおそらく合格できないであろう大学の推薦を勝ち取る3か年計画を成就させました。
それぞれ大学4年、6年間をかなり楽しみ、新型コロナにも苦しめられつつもそれを卒業、修了して今年社会人になりました。
次は彼らの番です。
親がやるものに子が興味を持つ傾向は強いですが、思春期を過ぎ、大人になっても続けようと思ってくれる。
これは努力だけではどうにもならないもの。
”運”が良かった一例をお示ししました。
世代が変わってもスポーツのすそ野を広げ続けるのに、
子育て≒オリエンティア育てがあってもいいでしょう?
*細かいことの認識のずれがあるかもしれません、そしたらごめんなさい。TきやWなに確認してください。
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